[おとーさんとおかーさんの秘密の話]***[おうちの秘密] [イケてる言葉の数々・・?]***[躾とルール] |
おとーさんとおかーさんの秘密のお話 |
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ヲヤジ様(おとーさん)はわりと犬が好きです。んが!私(おかーさん)は動物が苦手です(・・・でした)。理由はいろいろです。噛まれた経験もないのに「恐い」、近くに寄ったことなどないのに「臭い」、などなど・・。 テレビなどで、動物に向かって「あらまぁ、おなかがすいたのね〜」などと言っているのを聞くと、「おぃおぃ、言葉を話したわけじゃないでしょ。」などと言っていたものでした。また、「ほぉら、笑ってるでしょー?」って言われても、同じ顔にしか見えなかったものです。 ヲヤジ様に、大きくて、耳が垂れてて、匂いが無くて、ロン毛(!)で、おとなしくて、顔はペチャンコじゃなく、そうかといって細長くもなく、賢い犬がいるなら逢わせてほしいものだワ!なーんて言っていました。 知人にこのことを話したら、「いるよ、ゴールデンレトリバーっていう犬種さっ」なんてあっさり言われてしまいました。絶対にいるわけがない、と思っていたのでとても焦りました。 縁あってレットが生後45日ほどで我が家に来ましたが、当然のごとく、私はレットを抱くことすら出来ません。彼の半径1m以内には近寄れなかったでっす。 かなりビクついていたのは間違いありません。(をぃ) それでもなんとか、ご飯を与え、躾をしていくうちに、「う〜ん、可愛いかもしんない・・」と思えるようになってきました。 ヲヤジ様は、レットをだっこして撫でてちょっかいを出して・・・というように遊びたくてウズウズしていましたが、レットと私の関係が上手くいくようにと、しばらくは我慢、いえ、見守っていました。 ヲヤジ様と私とを認識してもらうため、「おとーさん」、「おかーさん」と言うようになり、レットは自分の名前を覚えるのと同時くらいにこの呼び名も覚えました。 家の中で一緒に暮らし、「犬」への接し方によっては、犬なんだけど犬じゃないんだよなー、と思えてきます。不思議ですね〜。 人間の生活に合わせてもらいながら、たくさんの愛情を注ぐということを基本にしていましたが、レットには不自由な暮らしだったのかもしれません。 一頭で飼っていたので、彼には仲間もなく寂しかったのかも・・。その分、ヲヤジ様が犬になりきって?遊んでいました。ふっ。 愛情も、私達が注ぐというより、レットが私達の何倍もあったかい心で接してくれました。 犬って可愛いですね。 |
おうちの秘密 |
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レットは家の中で暮らしていました。 しかし!移転する前のお店は店舗と自宅が別だったので、レットはお店にずっといました。自宅に連れ帰ったことも・・・、数回はありますが、大きな声では言えないデス。 お店には、客室と厨房と、「休憩室」なるお部屋がありました。このお部屋にこぞーはおりましたが、「何もいたずらしないって約束するから、このドアをあけれ」との要求に屈し、厨房にいたりもしました。(大きな声ではいえましぇん) 約束どおり(?)、いたずらは一切しませんでした、厨房に限っては。一度も注意したことはなかったです。 レットはお店にいる、ということで、お休みの日も必ず彼のところに行きました。トイレとご飯と、もちろん「遊ぶ」為です。 一人にしておいても、レットはいたずらをしません。私達の顔を見ると、いたずらを始めますが・・。 「休憩室」にはシャワー室もあり、暑い日はタイルを貼ってあるそこにいるのが好きでした。 新しいおうち。 以前の休憩室とは比べ物にならない広さを、うろうろすることが出来るようになりました。私達も嬉しいし、こぞーも嬉しそうでした。 厨房と休憩室の間にはドアがありますが、以前の苦労を鑑み、引き戸ではなくドアにしました。これならレットも開けられまい・・。ふっふっ。 (引き戸は、手(前足?)でガタガタやると隙間ができます。そこに鼻を突っ込んで開けちゃうんです。) その代わり、「窓」をつけてもらいました。レットもジャンプすれば厨房を見ることができます。 住宅部分は全ての部屋に入ることが出来ます。フローリングなので滑りますが、それを利用して、廊下をダッシュし、滑りながら止まるという遊びをよくしていました。 階段にはマットを貼り、滑りにくくしてあります。また、階段の幅もちょっと広くしてもらいました。こぞーはデカいので斜めに下りたほうが危なくないだろうという考えのもとに・・。 「僕も一緒に寝る〜」と思っても、「やっぱり廊下にする〜」と考えが変わる場合もあります。いちいち起こされるのはかなわないので(をぃ)、主寝室にはレット用のドアを付けてもらいました。猫ちゃんがよく使う「パタパタドア」のデッカい版です。 玄関(住宅)と階段上部に可動の柵をつけてもらいました。2階から落ちないように、また、ピンポォ〜ンで「僕が、僕がっ」と出ていって尋ねてきた方をびっくりさせないように、です。 スリッパも履かずにドスドス歩き廻るので、床はキズだらけです。全然気になりません。し・か・し、ヲヤジ様や私がうっかりつけた家具のキズ・・・、これは気になる。あらまぁ。 どの部屋(廊下ですら)にもお気に入りの場所があり、おとなしく、また、ドタバタとやかましくしていました。 |
イケてる言葉の数々・・? |
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レットはたくさんの言葉を覚えました。言葉で返事をすることはありませんが、目や表情、態度で表していました。彼の返事を私達の都合のいいように解釈したこともあると思います。レットに聞いてみないと解りませんが・・。 彼とはよくお話をしました。 じっと聞いていてくれる時、「お話はいいから、なでれ」 と言われてしまう時、食べるのに夢中で、全然聞いてくれない時、と様々です。ふっ。 赤ちゃん言葉(?)は苦手なのですが、レットには「ご飯でしゅよぉ〜」 などと言ったこともあるかも・・・いえ、ありましゅ。 「お散歩から帰ってきたら、ご飯を食べようね」。これはムズカシイ・・。 「お散歩」、「帰る」、「ご飯」、「食べる」、と、すべて理解できますが、このように繋がってしまうと、「ん?」 です。 彼が混乱しないように、言葉も選ばなくてはいけません。(生活・行動パターンから、「むむっ、まだご飯じゃないな」とは思うようですが・・。) 言葉は覚えるのですが、同時に「声の調子」でも判断をしているようです。 「レット君はおバカさんねぇ〜」を優しい口調で言うと、「まぁね〜」ってしっぽを振ったりします。(あらま) こういうからかいは彼の為によくないので、あまり言いませんでしたけど。。 レットに理解できた言葉や我が家の隠語とでもいうべきコトバを、幾つかご紹介しましょー。当たり前と思えるものや、正しくない?日本語もあります。 |
ご飯--食べる--お肉--お散歩--行く--お買い物--帰る--お仕事--お手伝い |
りんご--メロン--いちご--ビール--二階--可愛い--おりこう--イチバン |
おねーちゃん--おにーちゃん--お風呂--お留守番--バイバイ--じゃあね |
いただきます--ごちそうさまでした--待て--よし--ダメ--まだ--どいて |
取ってきて--持ってきて--ちょうだい--おすわり--おやすみ--いけない |
エラい--来てごらん--おいで-- |
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・・・このあたりでやめておきます・・。 |
躾とルール |
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室内犬であり大型犬でもあるので、守ってもらいたい事、我慢してもらいたい事が幾つかあります。 根気強く教えなければ覚えてくれないこともあれば、1、2回言っただけで理解してくれたり、何も教えないのに最初から出来ていたこともあります。 各家庭によって生活環境が異なるので、躾やルールは違うと思います。 犬の習性もあるので、それを理解しながらしつけました。なんとなぁーく解った事の一つに、犬はむやみに人を襲うことはしないのでは?、ということです。 人間が、犬の嫌がる事をすると「むむっ?」と警戒するのです。 また、どんなに可愛い犬でも、飼い主さんに「触っていい?」と聞くことが大事だと思います。触る時は握りこぶしをそっと犬の鼻に近づけ、安心させた後にあごからのどを撫でてあげるといいようです。手を高くあげて頭を撫でるのは、威嚇しているような感じを犬に与えてしまうので、しないほうがいいと思います。(絶対にこうしなければいけない、または、こうすれば絶対に安心、ということではありません。あくまでも私見です。) ん?レット?頭だろうとどこだろうと、へっちゃら〜♪ たくさんなでれ〜って感じ〜。こういう犬は誰にでもついて行っちゃう可能性もあるので要注意です・・・。 飼い方にもよると思います。いじめてばかりいると犬もストレスが溜まるし、いじけた子になってしまいがちです。 リード(引き綱)は必ず使用します。リードはあまり長くしないほうがいいみたい。犬にとっては窮屈かもしれませんが、勝手に歩かせないという躾であり、人さまを驚かせないためにも、また、迷子にならない為にも必要です。 んが、おかーさんとのお散歩では、リードを短くしていても、勝手に歩こうとします。「いくぜっ、おかーしゃんっ」って感じ〜。 犬の習性に合わせて好き勝手をさせていたら、それこそ一大事になりかねないので、私達人間の生活習慣に合わせてもらいました。 レットにいろいろ我慢をしてもらっているので、「ありがとう」の気持ちを彼に伝えることは忘れずにしていました。 |
我が家の躾とルール (わりとすぐに覚えてくれた編) |
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我が家の躾とルール(なかなか覚えない&諦めた編) |
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たったこれだけの躾でいいの?? |
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我が家はかなり甘いほうです。室内犬であれば、もっと様々な制約があるだろうと思います。大型犬は尚のこと。。 「お手」や「おかわり」は、生活していく上で必要ないと思ったので、教えませんでした。芸のない子です。。 生活していく上で必要のないことでも、何かを教え、覚えさせ、それが出来たらおおげさなくらいに褒めちぎる!のは、とってもいいことだと思います。 根気強く訓練して、叱るよりは褒めてしつけてきました。時には感情的になって怒ってしまったりもしましたが、これについては反省しています。 甘すぎて全く躾のなってない子、なんですが、可愛くて最高におりこうな子、です。(あらら・・) |